オススメのかなへび絵本|かなへび(福音館書店)

かなへび絵本
紹介する本

『かなへび』(福音館書店)

文 竹中践 | 絵 石森愛彦

かなへび好きの店主のオススメ絵本です。

町の本屋さんで目があったら、即買いしていいくらいオススメです。

オススメポイント
  • かなへびのライフサイクルがわかりやすい。
  • だから、飼育するときのポイントがわかる。
  • 絵本なので、子どもが調べやすい。

この絵本、かなへびのかわいさだけでなく、自然の中で生活する様子が子どもにもわかりやすく描かれています。

かなへびを見つけたり、飼ったりするために必要な基本情報が、シンプルにギュッと詰まっています。

エサとり、水飲み、ひなたぼっこ、夜の寝ぐら、しっぽの自切、交尾、産卵、孵化、脱皮、冬眠、といった一連のライフサイクルが描かれています。

ぼくも今まで爬虫類を飼育したことがなかったので、かなへびを飼い始めた頃は、この絵本を見ながら子どもたちとお世話をしていました。

長く飼うことになると、詳細についてはどうしてもネットでの情報収集が必要になります。

ただ、気になることがあると「本を見てくる」と子ども自ら調べ始めるので、やっぱり本はいいなと思いました。

それに、本に書かれていることを実際に目の前で体験することは、とても楽しそうでした。

「ひなたぼっこするから捕まえるのは日が当たってる場所がいいな」とか、「寝る時のために落ち葉があった方がいいな」とか、「しっぽが切れるから持ち方には気を付けよう」などを自分で考えていました。

ちょうどコロナ禍で人ごみに入って行きづらい時期でしたので、かなへびを捕まえて家で飼って観察するということも、自然と楽しむことができたように思います。

本物のかなへびはとってもかわいいです。

かなへびや爬虫類が好きな方だけでなく、かなへびを飼ってみたい子どもたちもにオススメの一冊です。

かなへびは「ヘビ」ではなく「トカゲ」です。ヘビのような気持ち悪さは少ないと思いますよ。

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かなへび絵本

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