説明を聞いたら中間貯蔵施設の共用化はやっぱりダメ

共用化
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むつ市議会議員の高橋です。

使用済み核燃料中間貯蔵施設の共用化について、

2026年10月6日、電力事業者から説明を受けました。

共用化はダメだという思いを、あらためて強くしました。

「共用化ってナニ?」という方は、コチラもご覧ください。

自分で文字起こしした議事録を掲載しますので、ご確認いただければと思います。

読んでいただいた上で、各々ご判断いただければと思います。

自分が「共用化はダメだ」と思った理由も、簡単に書きます。

ちなみに、これが事業者が提出した「中長期計画」です。

高橋

A4たったの6枚という、意欲作になっています

目次

議事録

一問一答ではなく、まとめて質問していますので、

読みやすくするために、質問の順序は変えています。

元動画はコチラ↓

むつ市議会YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=yRvtMgmnESc&t=12564s

問題点

問題がありすぎて終わりが見えそうにないので、ごく簡単にまとめます。

計画に根拠がない

2090年まで使用済み核燃料を貯蔵する、重要な中長期計画のはずです。

なのに、その計画の根拠が示されていません。

どの原発の使用済み核燃料をむつに搬入するのか、不明。

稼働を想定している原発がいつ稼働するかも、不明。

3500トンという数字の積算根拠も、不明。

でもバックデータは教えたくない。

これで、何をどう審査検討しろというのか。

この計画では、東京電力の東通原発1号機、2号機も稼働すると想定されています。

でも、まだ建物すら建っていません。

あと、日本原電の敦賀原発2号機の稼働も想定されています。

でも、再稼働は「不合格」を受けています。

この計画のどこに、合理性があると言えるのでしょうか?

聞かれたことに答えない

都合の悪い質問には、一切まともに答えません。

2択の質問をしても、聞いてもいないことを長々と話す。

同じことを、何度でも繰り返す。

そのくせ、理解を得るために「丁寧に説明する」と言う。

詭弁でその場を乗り切ろうということなんでしょう。

でも、その姿勢はつまり、本気で理解を得たいとは思っていないという証です。

「説明をした」という「事実」だけがほしい。

ただそれだけかと。

高橋

「説明した」=「理解を得た」にすり替えるのは常套手段

約束を守らない

2005年に締結した立地協定は、東京電力と日本原電の2社からのみ、搬入することにしています。

それ以外の電力事業者からの搬入はできません。

このことは、当時の住民説明会でも説明されています。

H17.6.15 平成17年度使用済燃料中間貯蔵施設に関する市民説明会(下北文化会館)

また、青森県議会において、東京電力の当時の社長も説明しています。

「全国の使用済み核燃料を貯蔵することはございません」と。

なので、共用化するならば、2005年の立地当時の説明がウソだということになります。

もしこの時、「2社だけでなく、全国の原発からも搬入する」と説明があったら、中間貯蔵事業は認められていなかったかもしれません。それくらい重要な協定で、それくらい重要な回答です。

明文化した協定書も、社長の発言も、意味をなさないならば、

一体何を信じればいいのでしょうか?

高橋

契約時の説明と違う、契約書に違反している、でもペナルティはなし、なんてことがあり得ますか?

責任をとらない

当初予定していた搬入量が達成できないこと、

つまり、立地当時の約束が果たせないことの責任については、東京電力も日本原電も言及を避けました。

責任は誰にあるのか?

という質問をはぐらかす理由は、「答えたくないから」しかありません。

また、「責任」と言いかけてやめているところを見ると、

責任問題には言及しないということを、事前に打ち合わせして決めているんだろうと思います。

高橋

契約内容を履行できず、やむを得ず次善策を考えるにしても、まずは責任の所在を明らかにするのが当然でしょう

共用化するのに立地協定を変えない?

2005年の立地協定があるから、今、むつ市で中間貯蔵施設が稼働しています。

なので、現状のまま共用化するのは、立地協定違反です。

もし、共用化するのであれば、立地協定を変更しなければいけません。

今回の議論を聞いていると、そのプロセスさえも省こうとしているように感じました。

ここまでくると、もう暴挙です。

考え方が、あまりに軽薄です。

「共用化すると決まってから、立地協定をどうするかを考える」

みたいなことも言っていました。

でも、共用化するかしないかの判断基準のひとつが、この「立地協定」です。

なので、議論の順番がおかしいです。

まとめ/すべて虚構

すべて「虚構」なんだと思います。

誠意とか誠実とかいう言葉も含めて。

核燃料サイクルの大前提である、六ヶ所村の再処理工場もまだ稼働していません。

稼働していない再処理工場、稼働していない原発、それらが稼働する想定で組まれた計画。

すべてが「想定」。

自分たちの望ましい結論に落ち着くための、都合の良い想定。

きっと、将来にわたって、これからも「想定外」を繰り返すんでしょう。

そう言えば、福島第一原発事故もまた、「想定外」でしたね。

市民の生命・財産がかかった原子力事業です。

何の根拠もなく、なんとなく雰囲気で決めていいものだとは思えません。

議員の仕事って、そんな無責任なものであるはずがないと思っています。

共用化

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