税金で懇親会?むつ市役所の「食糧費」問題

食糧費
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むつ市議会議員の高橋です。

今回のテーマは、

むつ市役所の幹部職員の懇親会費を、公費予算で支出してた問題

です。

言い換えれば、

市役所職員の飲み会代を、税金で払ってた

という話です。

目次

概要

決算額

令和7年度決算額は、49万7000円です。

当初の予算では足りず、

17万2000円を他の予算から流用しています。

その結果の49万7000円です。

「27 海上自衛隊連携推進事業」の「食糧費497,000円」が懇親会費

予算の科目

予算は「需用費」の中の「食糧費」に分類されます。

例えば、行事の際のお茶や弁当などを買う時は、この食糧費から支出します。

(食糧費がすべて悪いわけではありません)

いつから?

令和6年度から始めたということです。

高橋

気づけなかったことは、自分も反省しています。

対象

この事業の名称は、「海上自衛隊連携推進事業」です。

つまり、対象となる懇親会は無制限ではありません。

自衛隊に関連するものだけです。

むつ市にとって自衛隊は大事なので、自衛隊に関連した場合のみ、支出の対象としているようです。

市側の言い分

自分は、この予算をやめるべきだと思っています。

ですが、市はそうは思っていないようです。

このことに対する市の見解です。

まずは担当課長

  • 自衛隊とコミュニケーションを取るために、自衛隊の行事に参加する場合にのみ支出
  • 単純に忘年会とかそういったものに支出してるものではない
  • なので、市として問題ない

次に副市長

  • 自衛隊と平事からの緊密な連携は、災害時の迅速な住民救助や危機管理の面で不可欠
  • 部長級の、公式行事としての出席に伴う、食糧費の公費支出
  • 行政の円滑な執行と、信頼の構築のための「正当な職務」

問題の要点

問題の本質はシンプルです。

市職員の飲食に税金を使っていいのか、

税金での飲食が市民の理解を得られるのか、

ということです。

元職員の自分の感覚としては、これはあり得ないと思います。

以前であれば、議論すらされることがない、門前払いの案件だったと思います。

高橋

市民の要望に対し「予算がない」と言っておきながら、自分たちの飲み会の予算は確保してるなんて、言えるわけがないですから。

私の批判が、時代遅れだと言われればそれまでです。

でも、職員への食糧費の支出は、抑制するのが全国的な流れだったと思います。

懇親会への公費支出が、全国的に許容され始めているような風潮はありません。

これまで控えてきたものを再開したような業界の雰囲気も、感じられません。

役所内でどういう議論があったのか、

止める人はいなかったのか、

後ろめたさを感じなかったのか、

本当に市民の理解が得られると思っているのか、

本当に疑問です。

自衛隊だからいい、悪い、という話ではない

勘違いしてはいけないのは、「自衛隊だから悪い」とか、そういうことではありません。

どのような会であっても、市職員の飲み会代を公費で払うべきではない、ということです。

「李下に冠を正さず」です。

また、「自衛隊だからいい」「自衛隊だから特別」、という話も筋が通りません。

自衛隊は「むつ市にとって重要だから公費負担する」という理屈は、裏を返すと、「他の団体は重要ではないから公費負担をしない」ということになるからです。

むつ市役所は、相手に軽重をつけるのか?

そうなると、今度はすべての団体の懇親会が公費対象になりかねません。

高橋

自衛隊との連携強化の必要性については、異論はありません。
今後もしっかり取り組むべきだと思います。
ただ、「連携強化」と「食糧費」は別モノだということです。

良いか悪いかは市民の声で決まる

これに関しては、最後は、むつ市民の皆さんの考え方次第になります。

法律上、食糧費での懇親会費の支出は、禁止されてはいません。

他自治体が禁止しているから、むつ市も禁止しなければいけないという決まりもありません。

なので、「市民の理解が得られれば」、むつ市では問題ないことになります。

市職員が税金でお酒を飲むなんて、市民の理解が得られるはずがない。

少なくても自分はそう思ってきました。

疑念を生むような言動は慎まなければいけない。

そう教わってきました。

たしかに気持ちはわかります。

懇親会と言えど、幹部にとっては仕事です。

羽目を外せる、プライベートの飲み会とは違います。

それを自費で、月に何件もとなると、キツイと思います。

でも、それを税金で補うなんてことは、「ない」と思います。

古い公務員の感覚としては。

さいごに

飲み会への公費支出。

これを正当だと思える、正当だと言える組織風土。

このことが、食糧費問題を通して見えた、市役所が抱える問題の本質かと感じました。

最近、議論が嚙み合わないのも、市役所が変質したことによるズレなのかもしれません。

市議会決算委の動画リンクはこちら↓

(1:01:07からご覧いただければ、雰囲気がつかめると思います)

https://www.youtube.com/watch?v=3Uwt4c8VuCw

食糧費

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