こんにちは。
むつ市議会議員の高橋です。
みなさんは、中学生が男女同じ教室で着替えすることを、どう思いますか?
自分はあり得ないと思っています。
でもこの令和の時代にそんなことがあるわけが…
そこで目についたのがこの投稿です。
とっくの昔に淘汰されたと思っていたはずことが起こっている。
しかも青森県内で。(この件はむつ市ではないようです)
まさかと思い、むつ市教育委員会に確認してみました。
残念ながら、むつ市内の中学校でも、男女同室の着替えが行われていました。
今でもなお。
教育委員会の見解
同室の着替えが行われている中学校
むつ市内で、男女同室の着替えが行われている学校は以下の3校です。
- 田名部中学校
- 大平中学校
- 関根中学校
補足すると、分けてほしいと保護者から要望があった生徒のみ、分ける対応をしているらしいです。
高橋裏を返すと「要望がなければ認めない」ということでもあります
同室の理由(別室にしない理由)
着替えを男女同室にしている理由、別室に分けない理由は、以下の2点です
- 空き教室がないから
- 生徒からの要望がないから
教育委員会としての対応方針/2026.4.23
この問題に対する、教育委員会の見解です。
各学校でできる範囲で対応しているので、現時点で、これ以上改善を求めるつもりはない。
高橋一字一句この通りではないですが、こういう趣旨の回答でした
教育委員会へ伝えたこと
実はこの1週間前に、一度教育委員会に問題意識を伝えています。
市内中学校の状況を調査確認してもらうことにし、あらためて訪問した際の回答が上記です。
なので、再訪問した際は、正直こんな回答が返ってくるとは思っていませんでした。
生徒が男女が同じ教室で着替えをさせられる。
こんなおかしなことがわかった以上、すぐに改善するはずだと思っていたからです。
考えが甘すぎたのかもしれません。
それほど、学校の組織風土が硬直化している。そう感じました。
改善されないことについて、自分からは以下のとおり伝えました。
- これは子どもの権利、プライバシーの問題
- 子どもの権利を考える時、大人でダメなものは子どもでもダメ
- 市役所も教員も専用の更衣室があるのに、子どもにだけ我慢させるのはおかしい
- 空き教室がないから仕方ないで済む話ではない
- 本当は嫌だと思ってても、意見できない生徒も保護者もいる
- 直接要望がないから、生徒が問題を感じていないとは考えないでほしい
- 着替えの場に男性教員がいることが嫌な女子生徒もいる
- 同室での着替えが嫌なのは女子生徒だけでなく男子生徒も
- 同室であることに疑問を持たず、現状を良しとする学校の考え方が理解できない
- 空き教室がなくて別室での着替えができないのであれば、学校で着替えしなくて済むよう、朝からジャージで登校すればいい
- 着替えがない日だけ制服登校にすればいい
- 人権やプライバシーの問題を棚上げしてまで、学校で着替えをする意味はない
「学校に行きたくない」と言う生徒がいるかもしれない。
今はなくても、そういうことが起こるかもしれない。
何なら言えないだけで、実際はそう思っている生徒がいるかもしれない。
その想像力の欠如が、問題を固定化していると思います。
学校によっては、教員が着替えの現場に立ち会うところもあるようです。
権力関係で上位にある男性教員に対し、「あなたの前で着替えするのが嫌だ」と、はっきり言える女子生徒がどれほどいるでしょうか。
また、これまでいろんな要望を否定してきた学校に、はじめから諦めをもって接している保護者も少なくないと思います。
子どもの内申書を気にして、印象を悪くしないようにと、意見を控えている保護者もいると思います。
意見がないから現状を肯定していいわけではない。
常識的におかしいところは、意見があろうがなかろうが変えなければいけません。
高橋ちなみに、学校に意見しても内申書には一切影響がないことは、議会の場で確認済みですので、ご安心ください。
解決策(私案)
専用の更衣室を設けるのは難しい。
ではどうすればいいか。
解決方法は簡単です。本当は。
1/空き教室以外の部屋を使う
子どもの数が減って、学級数が減っているので、空き教室がないわけはありません。
でも、「空き教室がない」という学校側の言い分を真に受けるとしても、教室でなくても着替えはできます。
図書室、理科室、美術室、多目的室、なんでもいいです。
すべての部屋が、常時授業に使われていることはありませんよね。
その時空いている部屋を使う、ただそれだけでいいはずです。
それさえできない理由とは?
ひねり出す方が難しいのではないでしょうか?
2/時間差で着替える
ひとつの教室を、時間差で分けて使ことも可能かと思います。
最初に男子、次に女子、といった形で。
あまり好ましい感じはしませんが、少なくても、同室の状態よりはマシかと。
3/朝からジャージ登校
更衣室の準備がないにも関わらず、着替えをさせるから、問題が生じるわけです。
なので、朝から制服ではなくジャージで登校すれば、学校で着替えなくて済みます。
そもそも、生徒に配慮した環境が整っていないことが問題なんです。
問題が物理的に解決するまでは、学校で着替えをしないようにすればいい。
簡単な話です。
教員は朝からジャージとか、真夏は涼し気に半袖ハーフパンツとか、そんな服装で出勤してますよね。
子どもに配慮する方が先ではないでしょうか。
自分たちがそんな服装をして、生徒に身だしなみを指導する。
その感覚が、私にはまったく理解できません。
申し訳ないですが、ズレてると思っています。
身だしなみの指導よりも、子どもの権利や尊厳を守る方が大切です。
人権やプライバシーの問題を棚上げしてまで、学校で着替えをする意義はないでしょう。
邪な考えを持っている教員でもない限り。
高橋「子どもの権利」とか「子どもまんなか」とか、一体どこに消えていってしまったのか。無意味なスローガンならいらないでしょう。
自分は制服や学校指定のジャージそのものに疑問をもっています。
なぜ、みんな同じ服装でなければならないのか。
根拠もないのに。
同調圧力や、アイデンティティの問題など、マイナス要素が大きいと思っています。
もちろん、ムダに高価だったり、業者との癒着を疑ったりもあります。
だから、学校は私服でいいと思っています。
(都会にはそういう学校もあるようです)
式典の時などは、市販のスーツでいいと思います。
制服の着こなしなんて、覚えても何の意味もありませんが、
スーツの着こなしを覚えることは、ビジネスマナーとして、生涯役立ちます。
くるぶしソックスはビジネスマナーとしてNGって教えてくれればいいのに、ケガをしやすいとか変な理由をつけるから指導が形骸化するようにも思います。
(逆に、学校が厚く信奉する白靴下は、ビジネスマナーではスーツにNGです)
制服を廃止しなくてもいいです。
制服を着たい人は着る、着たくない人は着ない、これだけです。
私服にすると、高い服をねだられるから困るという、女子生徒の保護者の方もいるようです。
でも、どうせ、土日や夏休み冬休みは私服です。
それに、大学に行けば、全身ブランドで固めた人もいれば、ジーンズにパーカーの人もいます。
「自分」というものを持たなければ。誰かに合わせていればキリがありません。
服装で劣等感を感じるようであれば、早いうちからそれを克服することも大切だと思います。
自分は大学に行って、見栄を張っても仕方ないと実感しました。
ムリなものはムリだからです。
それに、穴の開いたジーンズで青山の通りを歩いていても、実際は誰も気にしていません。
まとめ/これからのこと
残念ですが、2026年4月末の時点で、男女同室の着替えを改善することはできていません。
大変申し訳ありません。
時間はかかるかもしれませんが、これは放置していい問題だとは思いませんので、改善に向けて取り組んでいきたいと思います。
「議員がそんな些細なことに首を突っ込んで」という方もいると思います。
本当にその通りです。
問題が発覚したら改めればいいだけの話です。
当たり前のことを当たり前にやるだけの話です。
それができないのが、今の学校なんです。
高橋実は問題だと思っていない、ということも想定されます。もしそうならこっちの方が大問題です。学校は、人権というものも生徒の気持ちも、理解できないってことですから。
発端となったSNSの投稿は市外の事例のようですが、市内の方からも相談や情報提供をいただいています。
本当は別室にしてほしいけど言えない、という声も聞きました。
子どもの権利、尊厳に関わることです。
学校が嫌になる、不登校のきっかけにもなりかねません。
疑問に思っている方は、ぜひ学校や教育委員会へ声を届けてください。
でも、学校からの報復が怖いという方は、私へコメントをいただけばと思います。
ブログのコメントでも、メールでも、SNSのリプでもDMでも、何でもいいです。
議会事務局にメールや手紙を送っても、私に届きます。
残念ですが、学校のおかしなルールは黙っていては変わりません。
誰かが声を上げないと、いつまでもそのままです。
その間、子どもたちに我慢を強いることになります。
考えてみてください。
自分が中学生だった、20年前30年前と変わらないルールが今もなお存在している。
そのことのおかしさを。

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